女性や若者に仕事を

「貧困から抜け出したい、でも働き口がない」という女性や若者に、地域でできる仕事のチャンスを提供するため、アクセスはフェアトレード事業に取り組んでいます。

アクセスのフェアトレード 4つの特徴

1. 2人の大学生が立ち上げ
2000年、立命館大学の学生だった二人が大学を休学し、1年間現地に滞在して事業を立ち上げました。
2. 一から生産者グループを設立
既存の生産者グループと取引するのではなく、働きたいと願う貧しい人々とともに一から生産者グループを作っています。
3. 買取価格は生産者と合意の上で
現在は、定価の10~15%(1時間働くとコメ1kgを購入できる金額)が生産者の収入になるよう価格を設定しています。
4. 生産者のエンパワメント
生産技術はもちろん、将来的に生産者共同組合として自立的に経営していくことを念頭に、さまざまな能力を向上させるためのスキル研修を実施しています。

2つの生産者グループとアクセスの役割

Mayapaya (マヤパヤ)
生産者 5名(2018年現在)
ココナッツ殻雑貨生産者グループ
Pangarap(パンガラ)
生産者 4名(2018年現在)
グリーティングカード生産者グループ

※スキル研修…生産管理、原材料の調達・在庫管理、品質管理、会計など、生産者の自立に向けて必要なスキルを身につけるための研修

生産者への2つの効果

生産者の収入アップ

一つひとつ手作りされた商品が売れるたびにと、生産者の収入アップにつながります。

生産者の自信と希望に

商品が評価され発注が増えることで、生産者は自分の仕事に自信を持てるようになります。こうした自信が、「このまま一生、厳しい暮らしが続くのだろうか」という不安や絶望感を打ち消し、生産者自身が「この現状は少しずつ変えていける」と希望を持てるようになります。

自立への6つのステップと、現在の達成度

アクセスでは、フェアトレード生産者の方々が生産者共同組合として自立していけるよう、以下の6つのステップでの発展をめざしてサポートを行っています。

Step1「現金収入を得る」の達成度

月平均一人当たり約2100ペソ(約4400円)の収入 

(2017年度/カード生産者)

お米52㎏分に相当する収入を得てもらうことができるようになっています。

副収入という位置づけにとどまりますが、以前は借金しないと生活費が工面できなかった家計にとっては、大きな力になっています。

Step2「商品を作る技術」の達成度

納期から逆算して計画的に生産したり、原材料の在庫管理・品質管理を行ったりする力がついてきています。

Step3「商品を売る技術の向上」の達成度

販路を拡げ、年間を通して安定的に生産できるようにすることが、当面の最も大きな課題です。

Step4「組織を運営・経営する能力の向上」の達成度

生産者の方々には、商品開発・営業・会計・協同組合としての組織運営の仕方などを少しずつ学んでいってもらう必要があります。

Step5「生産者協同組合として独立」の達成度

いずれは、私たちアクセスのサポートがなくとも、生産者協同組合として自立的に経営・運営できるようになることをめざしています。現在はそこに向けて、少しずつ必要なスキルを身に着けてもらえるようサポートしています。

Step6「地域への貢献」の達成度

いずれは、生産者協同組合がフェアトレード事業を通じて得た利益の一部を、地域コミュニティの課題解決のために使うようになることもめざしています。

手漉き紙プロジェクトの準備中

カード材料の1つである手漉き紙の自主生産を2019年度よりスタートすることをめざし、準備を進めています。

フェアトレード事業部のサイトへ