
野田さよ
学生時代にスタディツアー参加。卒業後はスタディツアー引率スタッフとして、500人以上をフィリピンにご案内。「観光旅行は興味ないけど、スタディツアーは大好き!」な42才。
私がはじめてフィリピンを訪れたのは、大学4年生の時。
貧困のリアルを現場で学ぶ「スタディツアー」という旅があることを知り、「めっちゃ楽しいよ!」という先輩の言葉に背中を押されて参加しました。
ツアーが始まってみると…
「途上国」のイメージがどんどん覆り、都市スラムのエネルギーに圧倒され、子どもたちからパワーをもらい、参加者やNGOスタッフとの語り合いに夢中になり…
ドキドキとワクワクと衝撃だらけの旅は、まさに「あっという間」に終わりました。それは、「世界の見え方が変わった」といっても過言ではない、人生を変えてしまうような体験でした。
そんな体験を、一人でも多くの人に届けたいという想いで、3年半ぶりにスタディツアーを再開します!
34年間で1,000人以上をフィリピンにご案内してきた私たちが自信をもってお届けする、パワーアップしたスタディツアー。ぜひあなたも参加してみませんか?
パワーアップしたスタディツアーの4つの特徴

「ここでの暮らしには満足している?」
「変えていきたいこと、必要な支援って?」
3つの都市スラムを訪問し、そこで暮らす人々のお宅で、暮らしについての本音を聞かせてもらいます。「現状を知ること」は、本気の海外ボランティアにとって絶対に欠かせません。
- 本スタディツアーは、海外ボランティアを始める最初の一歩として、「貧困のリアルを理解する」「フィリピンを多面的に理解する」「根本解決に向けて貧困を生み出している構造を理解する」ことを目的としたプログラム構成となっています。
- 本ツアーには、植林や建設といった体を動かして実践するボランティア活動は含まれません。
- スタディツアー終了後に参加できるボランティア活動を用意しています。(京都での対面活動およびオンライン)

9月に開催するスタディツアーの概要
日程
2023年9月12日(火)~9月19日(火)7泊8日
*年2回程度、夏休みと春休みに実施しています。
プログラム(予定/調整中)
1日目 | 到着/オリエンテーション |
2日目 | 都市スラム① スラム内を歩いて見学、学校見学、家庭訪問、感想シェア |
3日目 | 都市スラム② スラム内を歩いて見学、家庭訪問、子どもたちと交流、感想シェア |
4日目 | 都市スラム③ 補習授業デモ・レッスン、スラム内を歩いて見学、家庭訪問、感想シェア |
5日目 | 戦跡訪問、太平洋戦争のサバイバーの証言を聴く、感想シェア |
6日目 | フィリピンの大学生との交流、ショッピングモールで自由行動、ディスカッション |
7日目 | フィリピンの地場産業(かき氷工場)の見学、貧困の原因についてのレクチャー |
8日目 | 帰国 |
- 今回のプログラムでは、マニラ首都圏のみを訪問します。農村地区の訪問はありません。
- マニラ首都圏内にある3つのスラムを訪問し、それぞれの地区の子どもたちや住民と交流します。
参加費
調整中(12万円前後の見込み)
- 上記の代金に航空券代金は含まれません。
- マニラでの現地合流も可能です。詳細はお問い合わせください。
予定募集人数
18人(申込人数に限らず、必ず開催します)
その他
- 添乗員は同行しませんが、アクセスの職員およびボランティアスタッフが同行します。
- 次の2点が参加条件です→ ①海外旅行保険への加入 ②アクセスの会員またはサポーターになること

ツアーの詳細・申込方法などについての資料を作成中です!ご希望の方は、こちらのの資料請求フォームからご連絡ください。資料ができ次第、お届けします。
安心のスタッフ体制
- 参加者5~6名に対して、日本人通訳・フィリピン人通訳がそれぞれ1名、同行します
- 日本人スタッフが複数名同行します。体調不良の方が出た場合でも、病院での受診に1名の日本人スタッフが同行しつつ、その他のスタッフがツアーを進行します。
- キャラのちがう色んなスタッフがいるので、困ったときや不安な時も、自分が一番ホッとできるスタッフに相談してください。

お気軽にご相談ください!
「初海外でも大丈夫?」「手続きの仕方が心配」「治安や健康面が心配」などなど、不安や疑問がいろいろあるかもしれません。どうぞ、どんな些細なことでも、資料請求の際にご相談ください。
フィリピンで暮らした経験や、ツアーに50回以上同行した経験に基づいて、丁寧にお答えします。


参加者の声
自分で学び、五感のすべてで感じる
K・Hさん(女性/大学3年生)

私は、簡単な言葉かもしれませんが、このツアーに参加し、「自分で学び、自分の五感すべてで感じる」という経験を通して、自分の考え方が変わったと感じています。
今まで、難しいと感じてしまったら考えることをやめてしまったり、そのまま鵜呑みにしてしまったりしていました。このツアーに参加して、物事を知り、考え、伝えることの難しさと楽しさを体験しました。
多くの人に知ってほしい。
R・Tさん(女性・大学2年生)

本当にいろんな人に支えられてこのツアーで全力で学ぶことができた。つらい話も多かったけれど、このツアーを終えて思ったのが、楽しかったということ。多くの人にこのツアーに参加してほしい。この12日間は私に大きな影響をもたらした。また行きたい、フィリピン。
人生でダントツに濃い日々
K・Hさん(女性/大学3年生)

スタディツアーで過ごした日々は私の人生の中でもダントツに濃い日々だった。現地で感じたフィリピンは自分がこれまで持っていたフィリピンという国の固定概念を見事に壊し、いかに生で、自らの肌で感じることが大切かを知った。フィリピンの人々の陽気な人柄や笑顔、そしてその裏に隠された悩みや困難、涙を流さずには語れない壮絶なライフストーリー。これらはここに足を運ばないと知り得ることは絶対にできなかったことだ。「知らない」ということがいかに恐いことで、残念なことであるかを知った。知らないと何もはじまらない。最初はどこか意欲的になれない自分がいたが、周囲の仲間にいい刺激をもらい、気がつけば貪欲に知りたいと思う自分がいた。また福祉や教育、経済など専門分野を学ぶ他の参加者がもつ、様々な視点からの意見を聞けたことが非常に興味深く、素晴らしく面白かった。
これまでの生き方が変わった
K・Mさん(男性/参加時、大学2年生)

ツアーへの参加は自分にとって、自分で考え決断をするという、初めての経験でした。貧困に関する学びはもちろん、熟考の上で行動を起こすことで、これだけの濃い経験ができることに驚き、ツアー参加後からこれまでの生き方が変わりました。何よりも、強い想いを持つ人の言葉の強さに感動しました。ツアー中のスタッフのお話、あの時ほど心に刺さる大人の話はありません。また、帰国後のボランティア活動でお役に立てたかは分かりませんが、本当に楽しく活動させて頂きました。