「僕は家族のために、中学を辞める」そんな子どもがたくさんいます。

私の国では、2人に1人が、ハイスクールを卒業できません。

2023年8月からの新学期に向け、新規サポーターを募集しています!

「僕は家族のために、中学を辞める」そんな子どもがたくさんいます。

僕の名前はダリル、14才。
ココナッツ農民の父と、主婦の母、3人のきょうだいと一緒に、フィリピンの小さな島で暮らしています。


昨年ハイスクール*に進学した僕ですが、今年は進級を諦めます。父の稼ぎだけでは、僕ときょうだいの教育費を払えないからです。

ハイスクールは義務教育なので、授業料はかかりません。ですが、制服、靴、カバン、文房具、そして学校に納めるお金など、さまざまな費用がかかります。その額は、小学校時代にくらべてぐっと増えました。


食費も日用品も節約してやりくりする母の苦労する姿を、もう見たくない。両親を助け、幼いきょうだいが勉強を続けられるように、僕は働くことに決めました。

*フィリピンのハイスクールは、中学部4年+高校部2年の一貫校で、義務教育となっています。

フィリピン現地スタッフに質問! SDGsゴール4「質の高い教育をみんなに」、フィリピンでは?

農漁村地区の責任者 ランス

フィリピンでは子どもたち100人のうち、小学校に入学するのは96人、卒業できるのは80人です。そのうちハイスクール(中学・高校)に入学するのが74人、卒業できるのはたった54人です。

ハイスクール支援担当 リザ

うちの近所にもそういう子がいます。エレナは、中学3年の時に仕事を見つけ、家族を支えたいと言って、学校を辞めました。中1のレジーは、親の収入だけでは教育費が足りないので、機会を見つけてはバイトをしています。

子ども教育担当 ライカ

 私の知っている中学生は、週末に町で魚を売り歩いています。別の

 高校生は、週末にベビーシッターをして、教育費を稼いでいますね。

子ども教育担当 ジェン

私たちの町のハイスクールでは、2019年度に在籍した生徒1,183人のうち、少なくとも109人が進級せず、就学をストップしています。フィリピンでは求人のほとんどが「高卒以上」を応募条件にしていることを考えると、やはり卒業できるように支えたいなと思います。

30人の中高生に、安心して学べる環境を。

フィリピンの若者たちが進学を諦めなくてもいいように、 ハイスクール支援サポーターになって応援してください!

3つの活動で若者をサポート

ハイスクール支援サポーター(年36,000円)のご支援で、若者一人が一年間、安心して学校に通うことができます。また、子どもの権利を学んだり生きる力を育む活動を通して、若者たちが互いに支え合いながら、しんどい状況を乗り越えていく力を育みます。

小学生を支援してきたサポーターさんの声

Mさん(50代/教員)

サポートを始めて5年になります。応援している子どもからお手紙が届くとすごくうれしい。支えられているのは私のほうかも、と時々思います。

コロナ禍だけど、いや、コロナ禍だからこそ。

アクセス事務局長 のださよ

2021年5月。
私たちアクセスは、フィリピンの子どもたちや保護者、そして子ども教育サポーターの皆さんの声に応え、「ハイスクール支援プログラム」を開始することを決めました。

フィリピンでは今や、求人の大半が高卒以上の学歴を求められるようになっています。また、これまでの支援経験から、困った時に支えあえる「つながり」を増やしたり、困難を乗り越える「生きる力」をしっかりと身につけてもらうには、小学校6年間の支援だけでは不十分だと感じてきました。

現在、コロナの影響で行動規制が多く、現地スタッフにとって新規事業の準備は簡単なことではありません。日本経済も停滞しており、サポーターを募るのも簡単ではありません。でも、収入が減って就学を諦める若者が増えている今だからこそ、ハイスクール支援を始める意義は大きい。そう考え、2021年度からのスタートを決めました。

厳しい環境にある若者たちのために、ぜひお力をお貸しください。

ハイスクール支援サポーター費は、年間36,000円/人

サポーター費の使い道は、下記の通りです。

  • 制服・学用品・かばん・靴などの提供
  • 学校に支払わなければならない設備費・PTA会費等の支給
  • 子ども会・保護者会の開催・運営
  • 子どもの権利セミナー・子育てセミナーの開催
  • 土曜日の補習授業、夏休みのサマークラスの実施(生きる力を伸ばす活動)
  • 若者たちの年1回のお楽しみ、クリスマスパーティの開催
  • 子どもや家族が困難(病気・けが、いじめ、体罰、虐待など)に直面したときの相談対応
  • 以上の活動にかかるスタッフ人件費
  • 日本国内での通信費、書類作成費

ハイスクール支援サポーターの方には

ご支援いただく若者(奨学生)から、年に数回、お手紙や報告書が届きます。お返事を書いていただくこともでき、成長を実感できます。

報告書をお届け
年に数回、活動の様子をまとめた報告書をお送りします。
スタディツアーへの参加
フィリピンの事業地を訪れるスタディツアーにご参加いただけます。(費用は別途必要です)
最新ニュースをメールで
ご希望の方には、最新の現地のニュースや、イベント情報などをメールでお知らせします。

ハイスクール支援サポーターお申し込み

「子どもサポーター」を選択した上で「クレジットカードで寄付をする」をクリックしてください。

ただいま、2023年度にご支援いただくサポーターの申し込みを受け付けています。

寄付金額を選択  
  • 年に1回、定期的に36,000円を課金させていただきます。2年目以降は、課金の約1カ月前にご案内をお送りします。支援を終了したい場合は、メールや電話などで簡単に退会ができます。
  • 1年だけのご支援も歓迎です。お申込み時に「1年のみ」とお書き添え下さい。
  • VISA、MASTER、JCB、American Express、DINERSカードがご利用いただけます。
  • 株式会社Robot Paymentの電子決済サービスを使用しています。
  • お申込みの前に必ずクレジットカードご利用案内をお読みください。
  • 個人情報は、事前承諾なしに、第三者へ開示されることはありません。(個人情報保護方針はこちら

※いずれの場合も、いただいたご寄付は税制上の優遇措置の対象となります。詳細は寄付金控除についてのページをごらんください。

よくあるご質問

Q
領収書は発行してもらえますか?
A

はい。寄付後に「領収書希望」とお伝えいただいた方に、郵送でお届けしています。個人名義でのご寄付の場合、12月末までにいただいたご寄付について、翌2月上旬頃にお届けします。早めの発行を希望される場合は、その旨、お知らせください。法人名義でのご寄付の場合は、ご寄付いただいてから1か月以内にお届けします。

Q
税控除は受けられますか?
A

はい、受けられます。詳細についてはこちらをご覧ください。

Q
引落日はいつになりますか?
A

クレジットカード決済の場合、お引落日はカード会社により異なります。カード会社にお問い合わせください。口座引落の場合は、お引落の予定日を事前にお手紙やメールなどでご案内します。

Q
退会したい時はどうすればよいですか?
A

当サイト上のお問い合わせフォームまたはお電話(075-643-7232)にてご連絡ください。ご連絡いただいたタイミングによっては、その月・年の会費・サポーター費を頂戴することがあります。詳しくは、下記の「退会について」の重要事項をご一読ください。

【重要】退会について

退会にあたり、直近の会費・サポーター費の引き落としを停止されたい場合は、以下の期日までにご連絡ください。

  • マンスリーサポーターの場合 … 課金日の4日前まで
  • マンスリーサポーター以外の会員・サポーターの場合… 年一回、引落予定日のご案内を書面でお届けしています。その書面に記載されている引落予定日の月の10日までにご連絡をお願いいたします。(例:引落予定日が4月26日の場合、4月10日までに「退会希望」とご連絡いただければ、4月26日の引落を停止することができます。)
  • アクセスの定休日は日曜・月曜・祝日です。定休日にいただいたご連絡に対する対応は、翌営業日となりますので、ご了承ください。