子どもたちとの対面活動、再開!

コロナ感染予防のため、学校での対面授業がほとんど行われてこなかったフィリピンですが、2022年に入って少しずつ規制が緩和されてきました。アクセスの事業地の1つ、農漁村ペレーズでは、4月ごろから少しず分散登校がスタート。また、都市スラム・トンド地区では、7月頭に久しぶりの対面での卒業式が開催されました。

これに伴い、アクセスによる奨学生のための補習授業も7月から対面で再開することができました!子どもたちの笑顔がたくさん届きましたので、ぜひご覧ください。

2年4ヵ月ぶりの対面の補習授業!

農漁村ペレーズでは、夏休みに入った7月より、対面での補習授業をスタートしました。

久しぶりりみんなで一緒に学べるのが楽しい!(撮影時だけマスクを外しています)
小学生のための補習授業では、ハイスクール奨学生が先生役の一部を担ってくれています。
「今日の授業はこんなことをしたよ」と話してくれている奨学生
補習授業を手伝ってくれたハイスクール奨学生たち。終了後の振り返りタイムでの一枚。

卒業おめでとう!2年ぶりの対面卒業式

7月7日、トンド地区の小学校で卒業式が開催されました。がんばって卒業することができたアクセスの奨学生からの写真をお届けします! 子どもサポーターの皆さまのおかげで、2021年度は47人もの子どもたちが卒業を迎えることができました。海の向こうからの応援、本当にどうもありがとうございました。

サポーターさんからの手紙が届いてニコニコの子どもたち

290人の子どもたちの就学を支えてきてくれたのは、子どもサポーターの皆さんです。年2回、子どもたちからサポーターさん宛にお手紙や報告書が届き、サポーターさんからお返事を書くことができます。

先日、サポーターさんから届いた子どもたち宛のお手紙やプレゼントを、フィリピンの子どもたちに届けることができました。

写真を撮るとなるとシャイになってしまって、ちょっと表情が硬い子どもたちですが、実はめちゃくちゃ喜んでいます!サポーターの皆さんからは、「どんなプレゼントが喜ばれますか?」とよくご相談をいただくのですが、やはり一番届けていただきたいのは、お手紙や写真。世界のどこかに自分を気にかけてくれている人がいる、ということが伝わる。そのことが、何より大切なことだと思います。


「子どもサポーター」になりませんか?

今回の記事でとりあげた子どもプログラムは、日本から応援してくださる「子ども教育サポーター」によって支えられています。

年間18,000円で、一人の子どもを1年間、学校に通わせることができます!サポーターの方には、支援するお子さんから、年2回、お手紙が届きます。

一緒に、卒業をめざしてみませんか?

この記事を書いた人

Sayo N

第二の故郷であるフィリピンで、「子どもに教育、女性に仕事を」提供することが仕事。誰もが自分のスタート地点から、自分のペースで成長できるような場づくりを大切にしています。アクセスの事務局長です。趣味はライブに行くこと。