2022年2月に実施した「生きる力にアクセス」キャンペーンをきっかけに始まったマンスリー・サポーター限定の「オンライン・コミュニティ」。寄付がどんな成果につながったか、貧困のリアル、貧困の構造などもっとディープに、手応えのある形で伝えるため、月1回オンラインで集まり、いろんなテーマで語り合っています。
【テーマ】
第1回:5月28日(土)「オンライン交流会でやりたいことを語り合おう」
インターン 水谷 舞
第1回目のアクセスのマンスリーサポーター向けのオンラインコミュニティとして、インターン生とマンスリーサポーターの皆さんとの交流会を開催しました。月に一度開催される交流会について、どんなことを体験したいか、アクセスに期待していることは何かをサポーターの皆さんから直接お話を伺いました。
私はインターン生として参加してみて、少人数のグループに分かれてメンバー同士で意見を交換したときのことが一番印象に残っています。年齢も、アクセスを知った経緯も違う人との交流は私にとって刺激的でした。
アクセスについて詳しくないからこそ、この交流会を通してアクセスを深く知りたい人、アクセスを知っているからこそ、活動を通してフィリピンのことを多くの人に普及させたい人、人との繋がりを大切にしつつ、共通の関心事について気軽に語れる場が欲しい人、など多様な意見が飛び交いました。それぞれの話を詳しく聞くことで、皆さんの求めていることを深く掘り下げることができました。
またアクセスと何年も関わりがある方の案は、言語や料理、スポーツやお祭りなどフィリピンの文化に関することが多く、アクセス初心者の私も、よりアクセスの活動について理解を深められ、またひとつ学びを得ることができました。そしてグループごとの意見を共有した際には、「自分たちでお菓子を持ち寄って、自分の好きな本を紹介し合いたい」といった、まさにオフ会といった意見など、自分のグループにはなかった発想も知ることができ、学びの連続でした。
ミーティングの結果、主に“フィリピン”、“アクセスの生きる力”、そして“若い人たちが頑張っていること”の3つに皆さんの関心が集中していることがわかりました。私たちはアクセスという共通点はありますが、ひとりひとりが違う信念をもって活動に参加しています。だからこそ、今回の多様な考え方を知る機会は貴重な経験になりました。
交流会の最後の感想では、「最初は緊張していたけど楽しかった。次回も参加したい。」
と言ってくださった方が多くいらっしゃって嬉しかったです。皆さんが出してくださった案を全て実行することは難しいですが、今回皆さんの期待を改めて実感したことで、次回以降の交流会をさらに良いものにするために、より一層努力しようと思いました。次回の交流会でも様々なマンスリーサポーターの皆さんとお話ができることを楽しみにしています。
(了)
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